当初計画は、大峰の沢で1泊する予定だったが長引く梅雨空、いつまでも晴れない天気予報に計画を変更して日帰り初級者コースの沢にした。これなら多少増水してもいけるはず!6人いた参加者は女3人に減っていたけどなんだか気楽な感じ!前夜発の時には天気予報も晴れに変わっていた、ラッキー。朝、林道終点に車をとめて8:15スタート。林道を10分ほど下った沢が入り口。いつでも、核心はアプローチなのだ。ところが今日はなぜだかすんなり行けた。小さな分かりにくい沢の入り口には、たっぷりくもの巣が張っている。どうやら先行者はいないらしい。この沢は、小滝が連続して遡行する者を飽きさせない、という。うーん楽しみ。一つ目の滝で、今回初心者のKKさんがいきなり足を滑らせ滝壷へドボン!(あっやば)と思ったが、彼女の顔が笑っている。よよよよかった、どうやら彼女は危ない人種の素質あり、のようで一安心。ここで、青ざめて恐怖の表情でもされたらずっと続く恐怖体験が気の毒になってしまうから。5m前後の滝がいくつもいくつも連なりシャワークライミングやチョックストーンのトンネルくぐり、変化のある滝や景色が楽しい沢登りだった。特記事項は、カエルの恐怖。私はカエルは全然平気なのだが、OK嬢はカエルが怖い。その目にはカエルセンサーが付いていて、見なきゃいいのにカエルを発見する。そのたびに恐怖の叫びをあげる。その叫びがあまりに恐ろしげで、何も怖くない私まで心拍数が上がるほど・・・。あとは、KKさんのすばらしき根性に感嘆。ちょっと難しいけど、この人やったらいけるかな、と思ってロープを出さなかったら3度も滝壷へはまって、まだ「なにくそ」
という顔で、最後は自力で登ってきた。すばらしい。こんな新人との山行は楽しさ倍増だ。
by hutan-orang
| 2005-07-16 22:49
| 山・海・里の遊び
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