カテゴリ:赤目自然農塾( 18 )

10月の赤目~自然農は放置農ではない~

今日、赤目に稲刈りに行った。
今年は気候もまあまあ良かったし、何より水に恵まれたのできっと去年より収穫できると思っていた。でも、7月のはじめに草刈に行ったのを最後に1度も赤目に行っていない。さて、米は出来てるかな?
・・・悪い予想も、ここまでとは予想していなかった・・・。
d0034796_2112275.jpg(→途方にくれるオットセイ)
田んぼは、ソバ畑に変身していたのだ! ソバはソバでもミゾソバの畑(ミゾソバ=雑草です)
山盛りの雑草刈りと稲探しをしてきましたよ(^^;)
自然農とはいえ、植えただけで放置したら気候に恵まれた日本のこと、より強い雑草さんが繁茂しまくるんですねぇ。 いやはや、自然農とはいえ”農”である限り、収穫のための行為は必要なんだと改めて確認できた収穫の秋でした。
d0034796_2165167.jpg背の高い雑草が身を隠す最適環境を作ったのか?!草を刈っていたら鳥の巣がありました。
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by hutan-orang | 2006-10-14 20:09 | 赤目自然農塾

緊急召集

 もう土用の丑の日だというのに、いつまでも梅雨。連日記録的大雨のニュースが続く。我が家もとうとう家の中で雨漏りが発生しだした。
 「赤目の田んぼもひどいことになってないかなぁ」と、オットセイがつぶやいた。その数時間後、赤目の緊急連絡網で電話があり、「田んぼの水口が崩壊したので土曜日に修理作業します」そらそうだよなぁ、こんだけ降ったらあそこは壊れるな。と言うことで、赤目に行ってきた。
 しかし、行って見たら「水量が多すぎて作業が危険なので修理は中止します」だと。おいおい、夜勤明けで、駆けつけたんですけど。
d0034796_943840.jpg せっかく来たので、我が家田んぼの草引きをすることにした。田んぼの水は、今だかつてないくらい満水だ。まるで、水田みたい(ってもともと水田だ!) 
 前回来てから2週間たっている。本来なら、夏の太陽に育まれ、おおいに分結していなければならない時期。しかし・・・あまりに太陽が出てこないこと、水があるのはいいけど、流水であるがゆえ水温が低すぎて稲が生長できない!
 昨年、稲は水さえあれば成長できることが分かった。でも、稲は熱帯性の植物だ.当たり前だけど、寒いと成長できない。水があっても、暖かくないといけないことを改めて実感。水門閉じて水を温められるといいんだけど、水口壊れてちゃそれも出来ません・・。
 当たり前のことを、実感すると言うのはホンに身にしみる。
 
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by hutan-orang | 2006-07-22 23:32 | 赤目自然農塾

7月の赤目自然農塾~野良師あらわる~

 今年は麦を収穫したので、その調整(脱穀から製粉まで)の講習が楽しみだった。7月の赤目塾は、土曜日に麦の調整・日曜日はいつもの実習といっていたので、泊りがけで行くことにした。
 それと、今回の赤目に野良師がやってきた。正確に言うと、結局田んぼの畦塗りがまだ出来てなかったので、赤目に興味を持ちそうで、田んぼ仕事を手伝ってくれそうな人・・・。ということで、野良師に助っ人を頼んだんだけど。快く引き受けてくれた野良師様、ありがとう。
d0034796_2217584.jpgさて、麦の調整。赤目塾の山荘に着くと、すでに準備が出来ていて機械が動き始めていた。脱穀機だ。川口氏が最初で最後に買った機械だと言っていた。重油で動く旧式の脱穀機。でもやっぱり機械は早い。d0034796_22215348.jpg機械の横で、「燃料エネルギーを使わない脱穀方法」と言うことで、棒で叩いて脱穀していた。・・・もしも、麦の量が多かったら気の遠くなるような作業だ。
d0034796_22252682.jpg次に、トウミを通して麦とごみをより分けた後、製粉を行なう。赤目だと石臼使うのかな?と思ったけど、石臼では受講生全員分の製粉を1日ではできないと言うことで製粉機を使っていた。
 我が家の分の麦も脱穀してもらい、トウミを通した。さぁ、粉にしよう~♪と思って並んでいたら、スタッフの人に「これまだ乾燥が足りないよ」と言われて、粉に出来なかった。
d0034796_22334064.jpg麦は現在も粉になっていません。(現在我が家で乾燥中)
 麦の調整作業があっとゆうまに終わってしまったので、土曜日のうちに田んぼにいって畦塗りをすることにした。畦塗りは、田んぼの畦の土を水で練って畦の側面に土壁のように塗り田んぼの水漏れを防ぐ作業だ。でも、水が止められていて畦塗りが出来ない!相談の末、バケツで水を汲んできて畦塗りをすることになった。オットセイのやっているのを見て、野良師が反対側の畦をやっている。こんな畦塗りはしないといいながら、さすがはプロ!何も言わなくてもどんどんやっていくすばらしい!(><)!私だって、働いてましたよ、田んぼの中の草刈。田んぼのど真ん中で正座して草を刈る姿に「普通、田んぼの草刈は水の中だからねぇ」と正座姿がよっぽとおかしいらしく、たびたび私を見ては笑っていた。赤目塾の田んぼはなかなか水が入ってこないのです。作業を終えて、車に乗り込んだら途端に雨が降り出した。さすがは超晴れ男の野良師。今日一日の天気を持たしてくれてありがとう。夜、赤目塾の山荘に移動し夜の学びに参加する。そこで、野良師の知り合いの女の子に出会った。かわいくて素敵な女性。どこにでもかわいい友達がいる野良師に感心する。
 日曜日は、講習を聞いて残りの草刈をして終了。帰り道にモクモクファームによって、温泉に浸かってから帰った。
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by hutan-orang | 2006-07-10 22:12 | 赤目自然農塾

6月の赤目自然農塾

 今回も大勢の人。
 大勢いると、質問が多いのか川口氏が熱心になるのか午前中の講習が昼までに終わらないことがおおくなってきた。
 しかし、6月の赤目は忙しい。
①麦の穂刈をする ②田んぼの畔塗りをする ③田植えをする
月一度しか来られない人にとったら、恐ろしい仕事量だ。おまけに、赤目の田んぼは段々畑で沢水をそのまま流して田んぼに入れるため、水争い・・・じゃない、水管理が共同作業として必要になってくる。
 でも、私たちは今日は畔の草刈りだけして、水源確認に参加して終わることにした。
というのも、麦は収穫できるのが2週間後ぐらいまだ熟していない、苗の生長遅い、上の田んぼが満水にならないと水が来ないので畔づくりもできない、という状態だ。今年の春は、雨が多く日照少なく作物の成長が遅い。ということで、ちょっとがっかりしてしまった。
 仕方がないので、来週もう一度きて、オットセイと畔づくり。そのあと、私がぼちぼち通って麦刈りと田植えをする予定です。
d0034796_14134535.jpgこれが私たちの田んぼの水源。沢の川底を掘り下げ、ビニールシートで貯水、ゲートを儲けて水量を調整しています。この水源、台風とかで増水するたびに崩壊したりするのでみんなで維持管理が必要です。3年前に大増水のため棚田が崩壊、復帰に1年以上かかったとか。自然と共に生きるのは大変だ。
 
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by hutan-orang | 2006-06-12 12:39 | 赤目自然農塾

5月の赤目自然農塾~うちだけ何で?!~

 雨を心配していたが良い天気!今日も赤目は塾生で一杯だ。今年の塾生は昨年の倍近くにふくれあがりスタッフ含めて250人弱になってしまったらしい、これも世の中のながれだろうか?川口氏やスタッフは、大変だろうに全ての希望者を受け入れ、対応している。70歳に近い川口氏は一生懸命だ。きっと世間に理解されないまま1人でがんばってた日々がこの人を動かしてるんだろうなぁと思った。
 この日の講習は、芽を出した苗床の除草作業について。いくら自然農と言っても”栽培”であり作物を育てる以上、ある程度の世話は必要だ。この時期は、小さな稲が雑草に負けないよう草を引き抜く。で、難しいのは稲と雑草の見分け方。「抜くと籾殻が付いているので稲と解ります、1本抜いて稲の様子を覚えてくださいね、解らないからと言って全部抜いて確認してはいけませんよ。せっかく播いたのに死んじゃいますからね。」みんなが笑う。でも、やってみて解るのだ、稲とそっくりの雑草がたくさんあることが!
d0034796_2252838.jpg じゃ、自分のところの雑草を抜こう、と田んぼに向かう。ん?今年は去年より育ちが悪いか?ん?ん?稲が生えていない・・・。苗を痛めるのを承知で苗床の覆いを全てめくってみた。おかしい、あれだけ平らに均した苗床がボコボコになっている。モグラだ!モグラのトンネルがたくさん走っている、でも、モグラは籾を直接食べないので、苗床を押さえればばまたはえてくる。そっと押さえる。それにしても、わずかに生えている苗の大きさが3・4cm芽吹きが遅れたにしてもこれだけ苗がないのはほかに原因があるはずだ。苗床を掘り返してみた。!!!かじられて中味が空になった籾がたくさん出て来た。オケラだ!オケラにやられて、ほぼ全滅である。大ショック。
 全てのスタートの苗作りがうまくいかなければ収穫は出来ない。左隣の田んぼは、完全に土手を築きあげ立派な苗床、右隣の田んぼは今年初めての人で田んぼの真ん中に適当に削っただけの苗床。両方とも被害無し・・・。たまたま、うちだけの被害?解らない。野菜でも、10株植えて1株だけ虫だらけになったりする、そうゆう事なのか?川口氏やベテランに相談してみたが同じ場所でうちだけが被害を受けた原因はわからなかった。
d0034796_2254350.jpg嘆いていても仕方がない。まだ間に合う、ということで一から苗床を作り直し、種をまく。オケラ&モグラ対策に苗床の四方に土手を巡らし水を張る。何とか育ちますように。
 普通の水苗代の場合、このモグラとオケラの問題は起こらない。しかし、長い期間のこまめな水管理が必要だ。また、水環境に恵まれにくいここの棚田で1本植えに耐えられる立派な苗を育てるには陸苗代の方が良い。しかし、オケラについては完全な防御は難しく川口さんも試行錯誤を繰り返していると言うことだった。
畔まわりの除草と野菜達の世話をして作業終了。心の慰めは、麦達が立派に育っていると言うこと、来月の収穫が楽しみだ。d0034796_2255670.jpg 今回はとても勉強になった。いろんな人に話を聞いたり、考えたり出来た。赤目の良いところは、何か問題が起こってもすぐ側に原因や対策を教えてくれたり、話ができる人がいることだと実感した。
 ”自然”の気むずかしさも。今度の苗は育ちますように。
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by hutan-orang | 2006-05-15 12:55 | 赤目自然農塾

赤目自然農塾。2度目の春!

d0034796_947134.jpg 4月です。種まきの季節がやってきました。今年も、赤目自然農塾に通うことにしました。いつもどおり、午前中は川口氏による講習会を実習田で見学します。昨年より、塾生や見学者が増えているような気がします。川口氏が作業を進めながら説明し、見学者はそのつど質問などをします。その説明の仕方は、丁寧でしかも面白い。ユーモアを含んだ話し方はとっても楽しいです。あのように、誠実にしかも面白く話ができたらすばらしいなぁといつも思います。

d0034796_9545393.jpg さて、午後からは自分で、実習です。畑の広さを測って、苗代の大きさを決めます。自然農では稲の苗をより強く育てるため、陸苗代で苗を育てます。小さな種籾が雑草に負けないように、丁寧に種のベットを作ってあげます。写真は平らに均した苗床に種をまいているところです。

d0034796_9592932.jpg 苗代の完成系です。陸苗代とはいえ、稲は水を好む草なので乾燥を防止するため、土をかぶせた後、草をかぶせ、さらに鳥や小動物防止に小枝を刺しておきます。四角い箱の水苗代に比べ何ともみすぼらしい感じがしますねエ。でも、ちゃんと苗が出来るのは経験済み。

d0034796_104829.jpg さて、わざわざ小麦粉料理の本まで買って楽しみにしていた小麦ですが、立派に育っています。すばらしい!ただただ、種をまいただけ!耕しもせず、土をかぶせたりすることもなく、田んぼに種をばらまいただけでこんなに育つなんて!!!小麦さんあなたは素晴らしい。6月には麦の穂が風に揺れているはずです~。
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by hutan-orang | 2006-04-09 22:46 | 赤目自然農塾

12月の赤目自然農塾

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ああ、感激だ・・・。お米になった。何とも言えず、嬉しい。
 赤米と白米となぜか少々の黒米も入ったブレンド米。でも、私には輝いて見える。
 今日の赤目は、実習内容としてはほとんど先月と同じだった。しかし、私たちにとってはとっても大事な作業「籾摺り」の日だ。d0034796_12451989.jpg籾摺りってどうやってするんだろう?と思っていたら、赤目でも籾摺りだけは機械を使っているとのこと。早速、先輩方に教えてもらって籾摺り機で籾摺りをした。機械を通して出て来た米は、玄米としてもう食べられる姿なのだ。2升分ぐらいあるなぁと言っていた米は、籾を取ったら一升分ぐらいになった。家に帰って計ったら2.6kgの収穫。計算上、借りている土地の面積で採れるお米の量はMAX7~8kgぐらいなので、初めてにしたら上出来だったのではないかと思う。
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by hutan-orang | 2005-12-05 12:39 | 赤目自然農塾

11月の赤目自然農塾

d0034796_17134734.jpg 今日は、いよいよ稲から米になる日だ! わーい楽しいな。先月干した米を今回は脱穀して米粒にする。赤目では、脱穀に使う道具も昔懐かし、足踏み脱穀機とか箕とか唐箕を貸してくれる。こんなの博物館で見てるだけでいつも「触らないでください」とかいてあるものばかり。そんな道具を使うだけでも楽しいけど、実際に自分で育てた米だから、なお楽しい。わくわくする。d0034796_17182726.jpg




 

 足踏み脱穀機。たぶん、1ha分の米なんかだと、こんな楽しい楽しいなんていってられないほど辛い作業になるかもしれない。でも、逆に機械を買うほども稲の量がない場合、人力の道具と言うのはとても便利だ。燃料費も要らないし、手で運べるし、機械のように手入れも要らない。少量には省力でと言うところです。
d0034796_17183719.jpgすばらしきかな、立派なお米の形になりました。すでにブレンド米になっているのが笑えるけど。来月残りのお米も脱穀して、いよいよ食べることが出来そうだ~!!!
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by hutan-orang | 2005-11-13 22:14 | 赤目自然農塾

10月の赤目自然農塾

d0034796_16471299.jpg10月だ!稲はちゃんと頭を垂れているかしら?今日の赤目自然農塾には、全国から見学者がやってくると言うことなので早めに行って自分の田んぼに行ってみた。うーん、素晴らしく雑草が繁茂している・・・。でも、でも、雑草の中に稲穂が頭を垂れている!苅り時か?よく分からない。今日の実習で教えてくれるはずだ。d0034796_16532886.jpg
 ああ、やっぱり実習田の米は綺麗に良く実ってるなぁ。自分の田んぼはいまいちだけど、自然農でもこれだけの美しい稲が出来ることが目の前で証明されている。来年こそ美しい田んぼにするぞ~!
 作ってみて始めて知ったこと、米を育てるには「水」がとっても大事だってこと。しかも、田植えから一ヶ月間の水が一番大事だってことが分かった。米を育ててみるまでは、田んぼに水を張るのは、粘土質で肥料持ちが良く連作障害がでない、米は水があっても育つなどが理由だと思っていた。でも、米が「育つ」ために水がいるのだ。
d0034796_1704336.jpgで、川口氏による講習会。稲の苅り時を1本の穂を見せながら丁寧に説明してくれる。刈り方、刈った稲の束ね方、はざ杭の打ち方、束ねた稲のかけ方など農家でなければ知り得ない細かなコツを教えてくれた。その教えを反復しながら、自分の田んぼに立つ。苅り時は・・・。多分来月。でも、半分だけ刈ってしまおう。約50坪の小さな田んぼのさらに半分。田植えは大変だったけど、稲刈りはメチャクチャすぐに終わってしまった。・・・7束。d0034796_1792418.jpgうわー!たった7束しかない。あーでも、愛しいお米。どんな味がするかな~。想像するとよだれが出る。
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by hutan-orang | 2005-10-09 22:45 | 赤目自然農塾

9月の赤目自然農塾

d0034796_11415124.jpg やったー!お米がなってる~。友人に、分けつが進みすぎるとお米がならないよと言われたので、少々不安な気分で赤目に出かけた。でも、ちゃんと稲の先に稲穂ができていた。赤米と普通のうるち米を植えたが、なんだか植えてるうちに混ざってしまい田んぼの中で既にブレンド米になっていることが実が付いてみて分かった。
 さて、今回の講習。9月になるともう田んぼの中には入ってはいけない。草が生えているけどまっもう大丈夫、お米も育つだろう。なので、本日の実習は冬野菜の種まき方法の講習だった。午後からは、共同で水管理をした。水漏れ、つまっているところの修繕作業だ。なんと、我が田んぼの畔に大きな穴があいている・・・。まずはそこをみんなで修理してくれるとのこと、感謝!d0034796_11514383.jpg2週間前にオットセイが修繕したところなのにそのすぐ横に出来た大穴。穴の周りをスコップで伐り、泥を練ってから石と土を投入する。大穴は、バケツ5杯の石と7杯の土を飲み込んだ。もしも、二人d0034796_11572568.jpgだけだったらとっても大変だった。共同作業のありがたさ!また、来年にむけて畔きりの工夫や溝の深さの学習になった。
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by hutan-orang | 2005-09-11 20:40 | 赤目自然農塾