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6月の赤目自然農塾

待ちに待った、田植えのシーズン!苗はちゃんと出来てるか?田植えはどうやってやるの?はやる気持ちと、水回りの共同作業をやりに今回は、前日から参加することにした。土曜日の共同作業の前に、自分の田んぼへ、稲は生えてるか?6月の赤目自然農塾_d0034796_9304228.jpgおおっ!雑草だらけで稲がどれか分からん(>_<)まっまぁなんとか枯れてはいないらしい・・・。土曜の共同作業と美味しい食事を終えて、川口氏の話を聞いてやっと12時に就寝。
 素晴らしい天気!楽しい田植えだ!ってまだやり方も分からないけど、教えてもらえるワクワク感でいい気分。今日はオットセイと両親にも助っ人を頼んだ。川口氏の実地講習が始まる前に、昨日のうちに教えてもらったあぜ塗りの準備をみんなでした。まるで泥遊び。
6月の赤目自然農塾_d0034796_9444422.jpgそのあと実習田で川口氏が作ったあぜは素晴らしく美しかった。鍬をすーっと抑えるとぬり壁のようなあぜができあがる。それを見て刺激を受けたオットセイは、我が田のあぜも美しくしようとこってり時間をかけて畔を作ってくれた。でも、やっぱりプロの畔には至らない。まっこれで、水も漏らないだろう。←我が家の田  川口氏の畔づくり指導↓6月の赤目自然農塾_d0034796_9485598.jpg
さてさて、いよいよ苗の植え方。これがまた驚きの連続。まず、田んぼに生えてる麦の穂摘みをする。(わらは刈らずに残す)麦わらを倒して、その隙間に稲を植え込む。しかも1本植え。6月の赤目自然農塾_d0034796_9533433.jpg株間30cm条間40cm、普通の田植えの倍以上の間隔だ~。このあと、田に水を引き込むと、麦が徐々に腐って稲の肥料となり、また麦があることで夏の雑草が抑えられる効果があるとのこと。もちろん、草を刈ってしまってから植えてもいいけど、そうすると刈った草は枯れるのが早いのでガスが発生する。そのガスを抜くために何度か水を抜きが必要になってくる。6月の赤目自然農塾_d0034796_1062212.jpg草を刈らずに植えるとその作業が減る。ただし、刈らないのは今実を付けている雑草や麦などの冬の草で、夏の草(ミゾソバなど)は刈る。さて、自分の田んぼにも、苗を植えてみよう。あまりの雑草に刈りたくなる気持ちを抑え、鎌で地面に切り込みを入れる手で少し穴を開けて一本だけ稲を植える。
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6月の赤目自然農塾_d0034796_1012370.jpg試しに、全部草を刈ってから刈った草を敷いて稲を植えるエリアと、全く草を刈らずに倒しただけで稲を植えるエリアを作ってみた。草を刈らずに植えた場所はまるで鳥の巣みたいになった。田んぼの全体写真も撮ってみたけど、なんだかただの草原にしか見えない。経験者いわく、「来月になったら全然違う姿になるんだよ」って、楽しみだなぁ。
by hutan-orang | 2005-06-13 23:45 | 赤目自然農塾
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